「カリ地蔵2」
お爺さんは其れを見て
「これでは冷たくておいででしょう。。。」
といいながら、手で雪を払いのけ
「そうそう、ちょうどいいものがあります。こんなものでもちょいのしのぎにはなりましょうー」
といって、持っていた笠をそれぞれのお地蔵様の頭にかぶせてあげました。
ところが、最後のお地蔵様の前にきた時、お爺さんはもう持っている笠がないことに気がつきました。
笠は五枚編んだのですが、お地蔵様は六体おられたからです。
「はて。。困ったこのままでは こちらのお地蔵様がお寒かろう・・。
まぁ地蔵なんか拝んだところで一円にもなりやしねーから
いっそうのことムムムムウムムムムムウウムっ殺してやろう!!!!」
と、持っていた鋸で地蔵の首をちょん切り、唾を吐きかけ、満足げに帰っていきました。
首を切ったお地蔵様が、実はサナ太郎だったとは露知らずに。。。。。。。。
続く

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