【IPO用語解説】ブックビルディングって何?

前回の記事では「IPO株はどうやったら買える?」ということで、IPO投資の流れについて説明しました。

いきなりブックビルディングっていう言葉が出てきたけど何なの?
株式投資で本と高層建築物の話?そんな訳ないよね…

という方のため、この記事ではIPO投資で出てくる用語の一つであるブックビルディングについて説明します。

 

<この記事を書いている人>
さなじん
さなじん

IPO実務検定上級レベル合格者、上場企業でのIR・経理・経営企画経験、IPO実務経験、そしてIPO株経験のある「さなじん」が書いています。

 

ブックビルディングとは?

では早速、ブックビルディングとは何か?について簡単に説明します。

ブックビルディングとは、IPOの公開価格を決めるもので、IPO株の申込みをする期間

と覚えてください。

 

bookには「予約する」という意味があり、buildには「積み上げていく」というような意味があります。

ブックビルディング需要申告とも呼ばれ、IPO株が欲しい人の需要(予約)を募って積み上げ公開価格を決定する方法となります。

 

IPO株における公開価格の決まり方

では、覚える必要はありませんが、公開価格の決まり方について説明しておきます。

想定発行価格仮条件価格公開価格の3つの価格が出てきますが、公開価格が、新規上場株を買える価格となります。

 

まず、新しく上場したい会社が、取引所の審査を経て「上場して良いよ!」と承認をもらうと、会社と主幹事証券が想定発行価格というものを決めて、目論見書というものに記載します。

 

次に会社は、機関投資家(プロの投資家)を毎日数社ずつ、約10日間かけて訪問するロードショーというものを行います。

ここで会社側は「当社はこんな会社ですよ~」という説明をして、プロの投資家から、会社の評価株の購入意向を掴みます。

そしてロードショーを元に、仮条件価格帯を決めるのですが、この仮条件価格の範囲内で、株式の申し込みができることになります。

 

仮条件価格帯が決まると、ブックビルディング期間に入り、投資家からの予約を募ります(抽選申し込みをします)。そしてブックビルディングの状況を元に、公開価格(最終的に新規上場株を買える価格)が決まります。

 

ブックビルディング期間にやること!

では、ブックビルディング期間に私たち一般投資家がやることは…

証券会社に抽選の申し込みをする!

これだけです。

 

IPO投資を始めたいという方は、まずは証券会社に口座を作っていただき、次に証券会社のIPOページIPO情報サイトなどを確認してください。

株式を購入したいと思う会社が見つかったら、IPO情報のページ内に「ブックビルディング期間」という表記があると思いますので、この期間に証券会社に対して、「この会社の株式を○円で△株買います!」と、抽選の申し込みをする必要があります。

この抽選に当選して初めて、IPO株を購入する権利を得られます。

当選したら証券口座に入金して(事前入金の証券会社も有ります)、株式の購入手続きを忘れずにおこなってくださいね。

 

ということで、今回はIPO投資におけるブックビルディングについての説明でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

注意
・本記事は情報の提供を目的としており、金融商品の勧誘を目的とするものではありません。
・IPO株の抽選や申し込みに関しては、対象企業の目論見書等をご確認の上、ご自身の判断でお願いします。

 

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