【用語解説】そもそもSaaSって何?

最近SaaS銘柄って言葉をよく目にするようになったけど、そもそもSaaSって何のこと?
SaaS銘柄が人気のようだけど、SaaSってどんなメリットあるから人気なの?

という方のため、この記事では株式投資を考えている方に向けて、SaaSについて説明します。

 

<この記事を書いている人>
さなじん
さなじん

上場企業でのIR・経理・経営企画経験、システム業界経験、初級シスアド、2級FP技能士、そして株式投資経験のあるさなじん(@sanajin_fp)が書いています。

 

おことわり
この記事は株式投資を行う方に向けて、ざっくりと理解していただくことを目的としております。筆者はシステム屋さんではありませんので、本業の方は温かい目でご覧ください。

 

SaaSは何と読むの? 何の略なの?

では早速、SaaSの読み方ですが、

SaaS読み方サース (またはサーズ

サーズと読むとSARSウイルスを想起させることもあり、最近はサースと読むのが一般的になっています。

 

ではSaaSは何の略か?ですが、

SaaSSoftware as a Service

ソフトウェア アズ ア サービスの略です… と言ってもよく分からないと思いますので、この言葉を簡単に説明するとソフトウェアを使いたい時に使えるサービスという感じです。

これでもまだピンとこないと思いますので、もう少し詳しく説明していきます。

 

SaaSとは何か?

では改めてSaaSとは何か?を簡単に言うと…

クラウド(インターネット)経由でソフトウェアを利用すること

です。クラウドという、最近流行りのカッコ良さげな言葉を使ってみました。

SaaSの身近な例として、Microsoft社のMicrosoft 365(旧称:Office 365)があります。WordやExcel、PowerPointなどがインターネット上で使えるサービスですね。このMicrosoft 365を例に説明していきます。

 

パッケージソフトウェアについて

WordやExcel、PowerPointなどを使うには、以前は電気屋さんなどで”Office 20xx”というようなパッケージソフトウェア(箱に入ったソフトですね)と呼ばれるものを購入し、CD-ROMやDVD-ROMなどから、自分のパソコンにインストールする必要がありました。

インストールしたソフトウェアは、自分のパソコンの電源を入れ、ソフトウェアを起動し、自分のパソコン上で動かす必要があります。

もちろんソフトウェアをインストールするパソコンは自分で購入し、パソコンが故障したら修理をおこない、パソコンが古くなったら自分で買い換える必要があります。

何を当たり前のことを言っているんだ!? と思われるかもしれませんが、ここがミソなのです。

 

SaaSとパッケージの違い

では、SaaSはどんな仕組みかというと、インターネットで申し込みをおこなえば、すぐにインターネットからソフトウェアが利用できます。”Office 20xx”みたいなソフトウェアを自分で購入する必要がなく、自分でインストールする必要もありません

SaaSではソフトウェア自体クラウド上(インターネット上)にあって、クラウド上ソフトウェアが動いています。データクラウド上に保存され、クラウド上で呼び出して利用します。

 

ソフトウェアをインストールする必要がないということは、固定のパソコンが要らないということです。

ソフトウェアを利用(閲覧・操作等)するために、PCやスマホが必要にはなりますが、実際に動いているソフトウェアはクラウド上にあります。高性能で、多くの保存容量を持ったパソコンは不要ということです。

 

会社で業務に利用しているソフトウェアの場合は、ソフトウェア自体が高額なので、固定のパソコン1台にしかインストールされておらず、交代で利用する必要があったりしませんか?

また、会社のサーバーにソフトウェアがインストールされているので、「リモートワークしたいのに、会社に行かないと利用できない」といったことがあると思います。

SaaSの場合は、サーバークラウド上にあるので、自前でサーバーを用意する必要がなく、サーバーのメンテナンスなどをする必要もありません。PCやスマホがあれば、どこからでも利用できます。

 

SaaSのメリットは何?

既にいくつかSaaSのメリットを挙げていますが、改めてSaaSのメリットを書いてみます。

導入コストを抑え、すぐに使い始められる

SaaSの場合、サーバーはサービス提供側で用意しているので、(特に業務用ソフトウェアにおいては)自前で高額なサーバーや高性能なPCを用意したり、複雑なサーバー設定を行ったりする必要はありません。

また、ソフトウェアをインストールしたり、高額な個別カスタマイズを業者に依頼することも不要なので、導入コストを抑えすぐに使い始めることができます。

 

月額課金で安く使える

パッケージソフトウェアでは、始めに多くのお金を払って購入し、数年したら買い替えが必要になる、という形でしたが、SaaSは月額課金で、必要なプランを選び、安く使うことができます。

特に業務用ソフトウェアにおいては、「1ユーザーにつき月額○○円」というような料金体系が多いので、必要なユーザー数のみ利用することで、コストを抑えられます。

また、自前でサーバーや高性能なPCを用意する必要がないので、サーバーやPCの保守・買い替えも不要となり、ランニングコストを抑えられます

 

ソフトウェアの自動更新で最新版が利用できる

パッケージソフトウェアの場合、新しい機能を使う場合は、アップデートが必要であったり、ソフトウェアを買い換える必要があります。

一方SaaSでは、サービス提供者側で日々、ソフトウェアを更新・保守するのが一般的なので、月額料金を払っているだけで、常に最新のソフトウェアを安全に利用することができます。

 

インターネットでどこからでも使える

固定のPCやサーバーにソフトウェアがインストールされておらず、クラウド上でソフトウェアが動いているので、パソコンやスマホがあれば、どこからでも利用できます。まさに、リモートワークにピッタリですね。

 

複数人で同時利用できる

Google社のG Suiteなどを利用されたことがある方はイメージがつきやすいかもしれませんが、ファイル自体がクラウド上に保存され、クラウド上でソフトウェアが動いているので、複数人でファイルを同時編集・同時共有できます。これもリモートワークではかなり便利です。

 

ということで、今回はSaaSについて説明しました。

SaaS銘柄のビジネスモデル、サービス提供側のメリットについては、別の記事で書いてきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

注意
・本記事は情報の提供を目的としており、特定の株式、金融商品等の勧誘を目的とするものではありません。

 

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